カクテルの歴史
◆この定義に立つと、カクテルの歴史は酒類の誕生と同時期になります。
世界最古の酒造記録はメソポタミア神話に出てくるワイン作りのようです。
◆1.最古のカクテル
文献をあさってみると、古い順に、
古代エジプト>ビールにココナッツミルク、ハチミツ、ショウガを混ぜた
古代ローマ>ワインに海水を混ぜた
古代中国>ワインに馬乳を加えた乳飲料が飲まれた
・・・などがあります。
◆2.新大陸発見
1492年、コロンブスの新大陸発見は当時のドリンク文化に強烈なインパクトを与えたようです。
中南米から持ち帰られた様々な香辛料は、酒作りにも活かされ、ワインやハードリカーに、香草で香り付けしたフレイバーリカーが流行しました。
ワインに香辛料、薬草を配したベルモットなどは、今に名残をとどめていますね。 香辛料と蒸溜酒が進化するにつれ、カクテルは社交界にも浸透していきました。
◆3.「カクテル」という名称の誕生
1806年5月13日、アメリカ雑誌「バランス」において、カクテルの定義が掲載されています。「蒸留酒に砂糖、水、ビターを加えて作る刺激的な酒がカクテルである」というものです。この記事を由来に、5月13日はカクテルの日とされています。
◆4.製氷機の発明
そしてカクテルを大きく進化させる製氷機が、1876年のドイツで誕生します。現在のように氷で冷やすことができるようになってから、レシピは急速に増えていきます。
人間の味覚は温度に大きく左右されます。これまで甘口が主流であったカクテルも例外ではなく、製氷機の発明を機に一気にドライ化が進んだに違いありません。