◆ジン(gin)。麦類を主原料とし、杜松の香りをつけられたこの蒸留酒は、17世紀オランダのライデン大学シルヴィウスによって発明されました。当時は「ジュニエーヴル」と呼ばれていたようです。
◆その後ジュニエーヴルは、ジンと同じくオランダ出身のイングランド国王、ウイリアム3世によりイギリスに持ち込まれ、製法が進化するとともに、現在のごとくジンと呼ばれるようになりました。以来数多くの酒精愛好者によって楽しまれ、同時に、世界中のバーテンダーたちにも愛されました。
◆ジンは、その爽快味や無色透明感、滑々とした飲み心地から、カクテルにもっとも頻繁に用いられているお酒です。カクテルレシピの膨大さは他のベース酒の追随を許しません。
◆ジンの魅力はカクテル向き、という前述の特色だけにとどまりません。ジンはもともと薬用酒として発明されました。主原料の杜松に利尿、解熱作用があったのです。
さらに、安価であることも語るに欠かせません(その作り手間、芳香性からプレミアムジンとされるタンカレーNo.10も3,000円程度なのです)。