◆ジン(gin)。麦類を主原料とし、杜松の香りをつけられたこの蒸留酒は、17世紀オランダのライデン大学シルヴィウスによって発明されました。当時は「ジュニエーヴル」と呼ばれていたようです。
◆その後ジュニエーヴルは、ジンと同じくオランダ出身のイングランド国王、ウイリアム3世によりイギリスに持ち込まれ、製法が進化するとともに、現在のごとくジンと呼ばれるようになりました。以来数多くの酒精愛好者によって楽しまれ、同時に、世界中のバーテンダーたちにも愛されました。
◆ジンは、その爽快味や無色透明感、滑々とした飲み心地から、カクテルにもっとも頻繁に用いられているお酒です。カクテルレシピの膨大さは他のベース酒の追随を許しません。
◆ジンの魅力はカクテル向き、という前述の特色だけにとどまりません。ジンはもともと薬用酒として発明されました。主原料の杜松に利尿、解熱作用があったのです。
さらに、安価であることも語るに欠かせません(その作り手間、芳香性からプレミアムジンとされるタンカレーNo.10も3,000円程度なのです)。
2008/11/16
カクテルの歴史
◆この定義に立つと、カクテルの歴史は酒類の誕生と同時期になります。
世界最古の酒造記録はメソポタミア神話に出てくるワイン作りのようです。
◆1.最古のカクテル
文献をあさってみると、古い順に、
古代エジプト>ビールにココナッツミルク、ハチミツ、ショウガを混ぜた
古代ローマ>ワインに海水を混ぜた
古代中国>ワインに馬乳を加えた乳飲料が飲まれた
・・・などがあります。
◆2.新大陸発見
1492年、コロンブスの新大陸発見は当時のドリンク文化に強烈なインパクトを与えたようです。
中南米から持ち帰られた様々な香辛料は、酒作りにも活かされ、ワインやハードリカーに、香草で香り付けしたフレイバーリカーが流行しました。
ワインに香辛料、薬草を配したベルモットなどは、今に名残をとどめていますね。 香辛料と蒸溜酒が進化するにつれ、カクテルは社交界にも浸透していきました。
◆3.「カクテル」という名称の誕生
1806年5月13日、アメリカ雑誌「バランス」において、カクテルの定義が掲載されています。「蒸留酒に砂糖、水、ビターを加えて作る刺激的な酒がカクテルである」というものです。この記事を由来に、5月13日はカクテルの日とされています。
◆4.製氷機の発明
そしてカクテルを大きく進化させる製氷機が、1876年のドイツで誕生します。現在のように氷で冷やすことができるようになってから、レシピは急速に増えていきます。
人間の味覚は温度に大きく左右されます。これまで甘口が主流であったカクテルも例外ではなく、製氷機の発明を機に一気にドライ化が進んだに違いありません。
◆この定義に立つと、カクテルの歴史は酒類の誕生と同時期になります。
世界最古の酒造記録はメソポタミア神話に出てくるワイン作りのようです。
◆1.最古のカクテル
文献をあさってみると、古い順に、
古代エジプト>ビールにココナッツミルク、ハチミツ、ショウガを混ぜた
古代ローマ>ワインに海水を混ぜた
古代中国>ワインに馬乳を加えた乳飲料が飲まれた
・・・などがあります。
◆2.新大陸発見
1492年、コロンブスの新大陸発見は当時のドリンク文化に強烈なインパクトを与えたようです。
中南米から持ち帰られた様々な香辛料は、酒作りにも活かされ、ワインやハードリカーに、香草で香り付けしたフレイバーリカーが流行しました。
ワインに香辛料、薬草を配したベルモットなどは、今に名残をとどめていますね。 香辛料と蒸溜酒が進化するにつれ、カクテルは社交界にも浸透していきました。
◆3.「カクテル」という名称の誕生
1806年5月13日、アメリカ雑誌「バランス」において、カクテルの定義が掲載されています。「蒸留酒に砂糖、水、ビターを加えて作る刺激的な酒がカクテルである」というものです。この記事を由来に、5月13日はカクテルの日とされています。
◆4.製氷機の発明
そしてカクテルを大きく進化させる製氷機が、1876年のドイツで誕生します。現在のように氷で冷やすことができるようになってから、レシピは急速に増えていきます。
人間の味覚は温度に大きく左右されます。これまで甘口が主流であったカクテルも例外ではなく、製氷機の発明を機に一気にドライ化が進んだに違いありません。
「カクテル」の語源
◆小洒落たものから、出来過ぎなものまで色々で、とても興味深いものばかり。
ここまでアメリカ大陸説が多いと、やはり真の出所はそうなの?って詮索は楽しい。けれど、どれがホントかなんて、しょせんお酒のつまみですな。
◆メキシコにて「貴女ホキトル説」…古い度★★★★★
アステカ時代のメキシコ。ミクストドリンクを発明した貴族が、娘を遣いに王に献上した。この娘の名前「ホキトル」が語源になったという説。
◆メキシコにて「王女コクトル説」 …信憑度★★★★★
時代は経ても、同じメキシコ。メキシコ王アクソロトル8世は米国南部陸軍と勇敢に戦いとうとう和平が実現した。王女はお祝いとして、ミクストドリンクを若い兵士に振舞ったこの王女の名前が「コクトル」が語源になったという説。
◆メキシコにて「鶏尾ステア説」 …オリエンタルかつシンプル度★★★★★
大英帝国海軍の一海兵が、メキシコにて、ユカタン半島・カンペチュの、とある酒場を訪れた。海兵はバーテンダーの少年が木の枝風の棒で使って、ドリンクをステアしているのを見て、どんな飲み物だろうと一言。「それは何?」。
が、少年は木の枝について、訊ねられたと勘違いし、「コーラ・デ・カジョ」と答えた。これを英語に直訳した「Tail of Cock」がカクテルになったという説。
◆アメリカにて「嫁取り合戦説」 …昭和娘度★★★★★
18世紀の、これもアメリカにて。とあるホテルオーナーが大事に飼っていた軍鶏が行方不明に。父の悲しむ姿を哀れんだオーナーの美しい娘は、軍鶏を見つけてきた者と結婚すると言ったところ、一人の若くて美しい騎兵隊員が見つけてきた。喜んだオーナーは、ホテル所蔵のあらゆる酒をミックスして飲んで祝った。その軍鶏にちなんで名付けられたという説。
◆アメリカにて「米独立戦争説」 …女性の男前度★★★★★
米独立戦争中、ニューヨーク市の英植民地のバーに粋な女主人がいた。この女主人が大の独立軍支持者で、酒場は独立軍のご贔屓にされていた。とある日、反独立主義の大名主の邸宅から雄鳥を盗んで作ったローストチキンを独立軍にふるまい、雄鳥の尻尾をミクストドリンクに飾っていた。それの尻尾の出所を知った独立軍の兵士が「カクテル万歳」と叫んだからという説。
◆アメリカにて「医療用酒説」 …米の卵カクテル人気(Boo↓)もナットク度★★★★★
アメリカ・ニューオーリンズで仏系人が開店したドラッグストア。人気の秘密は薬用のラムベース・卵酒だった。その名も「コクチェ」。これが薬用でなくてもイケルという評判で、薬用でなく一般にもファンが増えた。いつしか「コクチェのようなミクストドリンク」=「コクテル」と呼ぶようになったという説。
◆イギリスにて「競馬用語説」 …ウオッカやタニノギムレットという名馬もいる度★★★★★
弱くて勝ち目のない競走馬のことを、カクテルと呼んだそうだ。これはイギリスで18世紀に生まれたスラングで、当初は雑種、混血の馬を意味したという。血が混ざっているという意味から転じてミクストドリンクのことをカクテルと呼ぶようになったという説。
◆小洒落たものから、出来過ぎなものまで色々で、とても興味深いものばかり。
ここまでアメリカ大陸説が多いと、やはり真の出所はそうなの?って詮索は楽しい。けれど、どれがホントかなんて、しょせんお酒のつまみですな。
◆メキシコにて「貴女ホキトル説」…古い度★★★★★
アステカ時代のメキシコ。ミクストドリンクを発明した貴族が、娘を遣いに王に献上した。この娘の名前「ホキトル」が語源になったという説。
◆メキシコにて「王女コクトル説」 …信憑度★★★★★
時代は経ても、同じメキシコ。メキシコ王アクソロトル8世は米国南部陸軍と勇敢に戦いとうとう和平が実現した。王女はお祝いとして、ミクストドリンクを若い兵士に振舞ったこの王女の名前が「コクトル」が語源になったという説。
◆メキシコにて「鶏尾ステア説」 …オリエンタルかつシンプル度★★★★★
大英帝国海軍の一海兵が、メキシコにて、ユカタン半島・カンペチュの、とある酒場を訪れた。海兵はバーテンダーの少年が木の枝風の棒で使って、ドリンクをステアしているのを見て、どんな飲み物だろうと一言。「それは何?」。
が、少年は木の枝について、訊ねられたと勘違いし、「コーラ・デ・カジョ」と答えた。これを英語に直訳した「Tail of Cock」がカクテルになったという説。
◆アメリカにて「嫁取り合戦説」 …昭和娘度★★★★★
18世紀の、これもアメリカにて。とあるホテルオーナーが大事に飼っていた軍鶏が行方不明に。父の悲しむ姿を哀れんだオーナーの美しい娘は、軍鶏を見つけてきた者と結婚すると言ったところ、一人の若くて美しい騎兵隊員が見つけてきた。喜んだオーナーは、ホテル所蔵のあらゆる酒をミックスして飲んで祝った。その軍鶏にちなんで名付けられたという説。
◆アメリカにて「米独立戦争説」 …女性の男前度★★★★★
米独立戦争中、ニューヨーク市の英植民地のバーに粋な女主人がいた。この女主人が大の独立軍支持者で、酒場は独立軍のご贔屓にされていた。とある日、反独立主義の大名主の邸宅から雄鳥を盗んで作ったローストチキンを独立軍にふるまい、雄鳥の尻尾をミクストドリンクに飾っていた。それの尻尾の出所を知った独立軍の兵士が「カクテル万歳」と叫んだからという説。
◆アメリカにて「医療用酒説」 …米の卵カクテル人気(Boo↓)もナットク度★★★★★
アメリカ・ニューオーリンズで仏系人が開店したドラッグストア。人気の秘密は薬用のラムベース・卵酒だった。その名も「コクチェ」。これが薬用でなくてもイケルという評判で、薬用でなく一般にもファンが増えた。いつしか「コクチェのようなミクストドリンク」=「コクテル」と呼ぶようになったという説。
◆イギリスにて「競馬用語説」 …ウオッカやタニノギムレットという名馬もいる度★★★★★
弱くて勝ち目のない競走馬のことを、カクテルと呼んだそうだ。これはイギリスで18世紀に生まれたスラングで、当初は雑種、混血の馬を意味したという。血が混ざっているという意味から転じてミクストドリンクのことをカクテルと呼ぶようになったという説。
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